あるいは、寝つきがもともと悪い方、不眠症で悩まされている方もいらっしゃるかと思います。
睡眠不足が、身体や心に悪影響を及ぼしてしまうことはよく知られています。
寝不足が続いたせいで、肌が荒れたり、集中力がなくなったり、イライラしたり……。
そんな寝不足を解決するのに大事なもの…それは『お風呂』です。
お風呂には三大作用といわれている
「温熱作用」「水圧作用」「浮力作用」というものがあります。
この三大作用が快適な睡眠へと導いてくれる凄い効果があるんですよ!
三大作用による効果とは
1、温熱作用お湯の熱でカラダが温められると、血管が拡張され全身の血流が良くなります。
血の巡りが良くなりカラダの芯までポカポカしてきます。
入浴でしっかり体温を上げて、その後体温が少し下がってきたと感じたタイミングが布団に入るベストタイミング!
スムーズに入眠しやすくなります。
2、水圧作用
首までお湯につかっているとき、全身にかかる圧力は約520kgにもなると言われています!
全方向から均等に圧力を受けているので、重さは感じませんが、この水圧によるマッサージ効果は絶大。
下半身にたまりがちな血液が心臓に向かって押し上げられるので、足のむくみや疲れを取ってくれる作用があるんです。
また、血めぐりとともにリンパの流れが促進され、循環器系の機能改善にも期待大!
3、浮力作用
水の中では普段の9分の1程度しか重さを感じないため、浮力によって身体が軽くなります。
体重を支えている筋肉・関節が緩み、身体全体の緊張がほぐれてリラックスします。
自分の重さへの負担が軽減される水中は、凝りや疲労の解消に繋がっていきます。
次に、疲労回復・安眠のためのベストな入浴方法をご紹介します。
疲労回復によい入浴方法
基本スタイルは39℃〜40℃くらいのぬるめのお湯で半身浴。20〜30分間ゆっくりつかります。湯量はみぞおちの辺りが目安です。
入浴中、上半身の冷えが気になる人は肩に乾いたタオルを乗せて防寒をしましょう。
入眠したい時間の約2時間前に入浴することで、より快適な睡眠をとることができます。
間違った入浴方法
熱いお湯は疲れが倍増してしまうので、NGです!温泉などは熱いお湯につかり「いい湯だな〜」で疲れも吹っ飛ぶ…これは間違いなのです。
熱い湯に入ると、脳に快感物質が分泌されます。これによって疲労感が薄れることはありますが、本当のところは負担となっているんですよ。
熱いお湯は、目を覚ますために朝に入ることが最適です。
いかがでしたか?
入浴剤やアロマキャンドルなどを使うと、さらにお風呂の時間が楽しめます。
面倒臭いからシャワーだけになってしまう…という方は多いかと思いますが、一日の20〜30分間を疲労回復の時間に使ってお身体を労わってみてはいかがでしょうか?
快適な睡眠が得られますよ(^^)